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高畑 亜実

♠有端 百合江 (アリハシ ユリエ)

「いえ。アナタなんか、誰でもない。

▼5年前に資産家の有端と結婚する。夫婦はしばらく子供に恵まれず、養護施設から身寄りのない幼児を引き取って育て、実の子供のように愛情を注いでいた。その後、待望の実子を身籠り出産するが、赤ん坊は何者かによって連れ去られてしまう。いずれ夫が長女のアカリにこの館を譲る意思があるのをうけて、建物の様子を見に訪れる。

町屋 圭祐

♠妻鹿 要 (メガ カナメ)

「彼が建物に込めた思想は、玄関に掲げられた文字が語っている」

▼この館を建築した建築家の孫。祖父の作品を実際に見てみる目的で、世界に点在している建物を求めてを旅している一方、所有する人間が、彼の目の前で必ず何かしらの悲劇に見舞われていることから、館の不思議な力が引き起こす因から所有者たちを何とか救い出したいという願望を持っている。

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小舘 絵梨

♣平牟田 春香 (ヒラムタ ハルカ)

彼を一度殺して、憎しみは消えたの?そうじゃないでしょ?」

▼4人の大学時代の友人グループの1人。それぞれ家庭をもったりと違う人生を歩んでいるが、年に1度は集まろうと決めている。既婚者で子持ちの多夏美や千秋とは比較的疎遠だが、冬子とは割と頻繁に会い、近況を共有している程の親友。その為、冬子のトラブルは身を挺してでも解決しようとする。

本多 晴

♣新尾 多夏美 (ニイオ タカミ)

「家族を捨てて、言えない関係の男とここで暮らしてるって何」

▼4人の大学時代の友人グループの1人。以前に夫婦でこの館の管理を依頼された事があった(結局は断った)為、一度この建物を訪れた事がある。大樹(タイキ)という4歳の息子がいるが、夫である金弥は3ヶ月前に彼女たちを置いて失踪するが、金弥が建物内にいた事から、彼が家族を捨ててまで管理を引き受けたのだと察する。

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犬井 のぞみ

♣厄島 千秋 (ヤクシマ チアキ)

「なんで社長の首絞めてるんですか?頭の中で鯖をしめてたのに

▼大海の経営する建設会社で総務をしていて、彼の女性トラブルの後始末を任されていた。同僚と結婚し、森平(シンペイ)という6歳の息子がいる。春香の死体遺棄計画には車が必要だったため、事情を知らされずに巻き込まれる形となった。冬子が殺害した恋人が、自分の会社の大見社長だという事は知らない。

川島 佳帆里

♣敷万 冬子 (シクマ トウコ)

「こんな人、信用できるかどうかわからない」

▼大海と交際しており、子供を身ごもっている。妊娠4ヶ月。大海を殺害してしまった事を春香に打ち明けると、彼女は遺体を遺棄する計画を立てる。自分の罪を後悔しながらも友人たちを巻き込んでしまったことに罪悪感を感じ、計画を前向きに遂行しようとする。殺害したはずの大海と出会ってしまい恐怖心から再び殺害を試みる。

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日向 翔梧

大海 畔貴 (オオミ クロタカ)

「俺だよ。チャラついたボンボンってのは俺だよ」

▼中堅の建設会社「大海組」の2代目社長。金銭や女性のトラブルが後をたたなかったのを裏で強引に金弥に解決させていた。恋人である冬子との間に子供ができたが、親の意向で大手銀行頭取の娘との結婚話がすすんでおり、冬子が邪魔になった為、再び金弥の下を偶然を装って訪れる。その2ヶ月後、冬子によって殺害される。

片桐 俊次

埴生 愛之 (ハニュウ ヒロユキ)

「世の中に本当の偶然なんてないと思うんですよ

▼この建物近辺での足取りを最後に失踪した新尾金弥と有端百合江の行方を捜索している刑事。単身、建物の調査に赴くが、そこで不意に相神に襲われ、抵抗し、片手に手錠をかけるも乱闘の中、両者とも気を失う。目覚めた時には記憶を失っていて、相神を建物の管理人と誤認し、金弥によって自らも殺し屋ではないかと思い込まされる。

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北川 竜二

新尾 金弥 (ニイオ キンヤ)

「違うなら出て行ってくれ本当に。出口ねぇけど」

▼資産家の有端の友人で相神とも旧知の仲。建物の管理を任されたが、多夏美の反対にあい、一度は辞退する。それでも2年後、娘を想う有端の気持ちを汲み、その仕事を引き受ける為に家族の前から姿を消す。かつては闇社会との繋がりを使って裏でトラブルを強引に解決する掃除屋のような事をしていた。

渡辺 聡

相神 勇士 (サガミ ユウジ)

「あの時と一緒だな。その後どうなったのか覚えてないだろ

▼建物の管理人だったが、彼の奥底に潜む異常性に気付いた有端によって解任される。百合江に対して異常な執着を持ち、その子供を誘拐し、この館に居座りながら自分の子として育てようとしている。後任として訪れた金弥や娘の存在に気付いた百合江を殺害した挙句、捜査に訪れた埴生を返り討ちにした所で館の異変に巻き込まれる。

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樋口 夢祈

コウイチ (泉井田 光一)

「届けようと思った落とし物、落としたみたいです

▼建物に住み続けるという妙な仕事を請け負った5人の男女の1人。白い服を着ている。館の異変にいち早く気づくが、その深刻さにあまり気づいてはいない。実直で感情的だが、他人の感情の機微には疎い。それでも困っている人がいたら見過ごせない性質で、暑苦しい程に親身になって行動する。金弥を連れ戻したい多夏美の為に奔走する。

小原 雄平

カイジ (塩川 戒二)

「もらうんじゃなかった!俺は楽して金が欲しいだけなんだ!

▼建物に住み続けるという妙な仕事を請け負った5人の男女の1人。白い服を着ている。虚無的な反面、人一倍、金銭や損得に価値を見出している。かつて玩具屋で働いており、ゲームや遊戯に明るい。現在は借金を返済する為、気軽にこの仕事に関わったが、大海に大金を積まれ、埴生と協力体制を敷いて冬子の命を狙うはめになる。

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新野 アコヤ

ミユキ (富相 美雪)

「え、ごめんなさい。これどういうゲームですか?

▼建物に住み続けるという妙な仕事を請け負った5人の男女の1人。白い服を着ている。当初の目的の報酬よりも、共同生活自体を楽しんでいる。ユウシロウに密かな想いを寄せるが相手にされていない。建物に縛られる百合江や娘たちの将来に同情し、その呪縛をなんとかしてあげられなくとも、館へ居つづける事で見届けたいと思っている。

じょん

ユウシロウ (雲井 由布四郎)

「何かに翻弄されるだけなのはつまらないよ

▼建物に住み続けるという妙な仕事を請け負った5人の男女の1人。白い服を着ている。常に冷静で、物事を理性的にとらえようとするが、自分の興味が向いたものへは見境なくその知恵を注ぐ。一見、冬子にほだされ、大海を殺害しようとしているように見えるが、実際は人知を超えた現象と、自由な意思への興味に駆られているに過ぎない。

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道井 良樹

ウサゴロウ (飯田橋 兎五郎)

「左官屋さんの人、手を上げて。いないじゃない!

▼建物に住み続けるという妙な仕事を請け負った5人の男女の1人。白い服を着ている。共同生活に不向きな性質で、本来であれば建物をでていくはずであった。臆病者で自分の頭で理解できないことや、直接的な恐怖に弱い。自分に甘く、他人に厳しい事から他から鬱陶しがられている。相神につけこまれて、百合江の殺害を命じられる。

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